投資、資産構築マインド

こんばんは。

今日も投資の話しから。

人間はあらゆる動物の中で理性を持ち物事の判断をし行動に移す事ができる生き物ですが、唯一理性が脅かされてしまうきっかけになるのが恐れを感じた時と欲望に掻き立てられた時です。

どちらも人間が行動に移す上での原動力や起爆剤になるのは間違いないのですが、2つの兼ね合いのバランスが乱れてしまう事により普段であれば行わない判断をし、好ましくない結果になってしまうのが投資の場面です。

投資は自分が投じた貴重な資金を失いたくないという恐れと共に、できるだけ多くの利益を得たいという気持ちの間にあるものなので、2つの兼ね合いのバランスが乱れると結果に直接的に影響してしまいます。

そのため、投資を行う時には確固たるマインドセットを持っておく事が重要になりますし、マインドセットを揺るぎないものにするためには示されているデータ情報を見落とす事なく理解する事もポイントになります。

実は投資の現場では資産運用を行っている人々が抱いている恐怖感をそのまま数値化した恐怖指数と呼ばれる情報があり、動きが予測できない銘柄やマーケットの動向を予測する判断材料として頼もしいです。

恐怖指数という名称通り、短い期間で乱高下を繰り返している銘柄は予測が難しい上に損失する可能性も高いと判断されるので恐怖指数は高くなります。
恐怖指数を目にして参加している方々がどの程度不安視しているのかを知る事ができれば、相場における底値を知る判断材料として役立てられるので、マインドセットにおける平常心を保ち続けるといった面で重宝します。

恐怖指数の様子や銘柄がストップ安になると人々は焦りのあまり正しい判断をするのが難しくなり、少しでも価値が残っているうちに売ろうとし慌てて全てを売却してしまいます。

しかし、そのように感じているのはたった一人ではなく他の方々も同一の気持ちを持っているので、結果的に銘柄の価値が高まるきっかけになるため底値を記録した途端、V字回復していく事は投資の世界では稀有ではありません。
そうした大勢の方が一気に手放す事によりそれまで価値が急速に暴落していた銘柄が復活する事を見越し、いかに恐怖感に耐えられるのかといったマインドセットも重要になります。

このように株取引により利益が出るのは事実ですが、安定した資産構築を目指すためには取引に対する認識を変えるといったマインドセットも欠かせないポイントです。

世界中に数多く存在している投資家の中で最も知名度が高くエキスパートと言える方が常にお話しているのは、株価のみに着目して一喜一憂するのではなく株主となり対象の会社と共に描いているビジョンに向かって夢を見るというものです。

株式を購入するという形で資産を提供し、事業資金として使って頂き業績が良好になれば得られる配当が多くなりますし、多くなった分尚一層投じる金額を増やしていけば成長と共にさらに利益が増えるといった好循環が生み出せるようになります。